プロフィール

徳島の自動車会社へ就職

営業。
ひたすら車の販売。

大学3年の冬に就活をスタート。特に就きたい仕事もなかったので一番最初に内定を頂いた徳島県の自動車会社へ就職。
車にあまり興味も無かったが就職氷河期ということと、父が保険代理店をしていたので、いずれ保険の仕事をするかもしれないと思い、保険の勉強できる自動車会社へ決めました。

自動車会社は軽の未使用車専門店で、薄利多売の業界なので繁忙期には1人の営業マンが1ヶ月で40台近く販売してました。

1年目、就職した当初は全く車が売れず、断トツで最下位という数字を叩き出しました。
営業に向いていないと思いつつも、すぐに辞めるのもなーと思い自分なりに勉強していると、ある瞬間から『何か』が解り突然車が売れるようになりました。それからお客さんに気に入って頂くことも増え営業が楽しくなってきました。
かなり忙しかったが周りの人とも歳が近く、楽しく仕事をしてました。

出向で保険業界へ

3年目は会社の保険にも力を入れていくという方針から保険会社へ出向。
車屋と保険屋を両方するという生活が始まりました。
初めて他の会社の仕事をするので新鮮な事ばかりでした。
最初に研修を受けそれが終わると、何やってもいいから保険を取ってこいという感じでした。
初めての保険業の印象は営業活動だったら、時間や行動を縛られなく何をやってもいいという自由さに魅力を感じました。
また保険は誰が販売しても同じ金額なのに売る人によって結果が何倍も変わってくるので、基本的には人でしか差が出ない。これこそ究極の営業だなと思ってやりがいを感じながら楽しんでました。

突然の転職

父がガンに

正月に母から電話が掛かってきました。珍しいなと思い、電話に出てみると父がガンになったという話でした。あまり状態としては良くないということでした。
仕事はそのまま徳島で続けるか？という問いがきました。
なんで帰ってくるか？ではなく、そのまま続けるか？なのだろうかと思ったが1秒考えて宇和島帰って保険の仕事するわと返事しました。
突然の出来事で退職の手続きやらなんやらで徳島と宇和島を行ったり来たりしてました。
父と仕事の話をする時間もあまりなく、父からの唯一の仕事のアドバイスは
『まじめにやれよ。そうしたら周りの人が助けてくれる。』
という言葉だけでした。その次の日の平成29年1月21日に父は他界しました。

今の仕事へ

人の良さに助けられた。

最初は右も左も分からないし、父から引継ぎも出来ていないのですごく大変でした。
お客さんにもかなり迷惑をかけたと思います。でも、こうして今も保険の仕事を出来ているのは、お客さんの人の良さに助けられたからです。本当にありがとうございます。
これからは私が一生懸命勉強して私がお客さんの役に立たないといけないと思っています。
保険というのは人生の中でもかなり高額な買い物になります。
このような買い物に関わらせて頂くというのはやりがいもありますが責任もあります。
私自身が成長してお客さんから谷本から保険を買ってよかったと思って頂けるように頑張っていきたいと思います。